人工知能、ロボットに代わる時代
2016-03-31
最近、雑誌などを読んでいますと、「人からAIへ」という記事を見かけるようになりました。これまで人が時間をかけて処理していたことがコンピューターによって一瞬のうちにできてしまう時代を迎えています。
職業別でこれからも人が行っていくであろう仕事とコンピューターに代わって行くであろう仕事の表も作られています。代わって行く仕事としては事務系のものが多く入っています。また、医師や法曹といった仕事もコンピューターに投げかけることで、蓄積されているデータから疾患や治療法などを導き出せるようになり、あるいはこれまでの判決例などから導き出すようになるのではと書かれています。そのため、病院や法律事務所などにいた○○事務やパラリーガルといった仕事が減るのではと書かれています。
ところで、介護業界においてはどのような変化が起きてくるのでしょうか。現在は、介護者の負担軽減のために補助的な機械が登場していますが、全自動介護ロボットというものが一般化はしていません。また、介護支援専門員も今のところ、人の頭に頼る部分が多くを占めています。
しかし、いずれは優れたロボットが登場して半自動介護ができるようになるでしょうし、介護支援専門員も膨大に蓄積されたデータから最適なプランを導き出せる時代が来ることでしょう。そういった時代になれば、介護技術やケアマネジメントという力よりも、機械を操作する(管理する)力が必要とされるようになるのでしょう。
ただ、対人であり、感情が発生している仕事であるため、ロボットに置き換わっていくにはまだまだ時間が必要であるように感じます。
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