今日のお昼はグリンピースごはんを食べました。
本日の光湖苑の昼食は、グリンピースごはんでした。
私はグリンピースを見かけるたびに、ある人のことを思い出します。
それは、友人のことで、かつて一緒に児童養護施設へボランティアに行っていたころのことです。
児童養護施設でのボランティア活動が主に夜であったため、夕食をいただくこともありました。
子どもは養育者(多くの場合親)から「好き嫌いはダメ」と言われるものです。(ここでは、嫌いな物を無理に食べさせる行為の是非について意見は避けますが、)その友人はグリンピースが嫌いでした。
友人と私が初めて児童養護施設という所にボランティアに行った日のことです。夕食にグリンピースが出ました。
友人は、グリンピースを食べると体に変調をきたすため、これまで食べることを避けてきました。
しかし、子どもたちの手前無理をして食べました。その後どうなってしまったか忘れてしまいましたが、今では親となり、子どもを育てています。ピーマンが嫌い、にんじんが、なすが・・・。と好き嫌いを子どもは言っていることと思いますが、友人は何と子どもに対して言葉を伝えているのか大変気になります。
そんな児童養護施設での体験は、私の人生観に多くの影響を与えてくれました。
児童養護施設に入所している子どもたちの多くは、親などから不適切な扱いを受けてきました。
児童虐待防止法のでは身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクト(育児放棄)が定義されています。入所する多くの子どもは傷つけられ、痛みを持って施設での生活を始めます。
児童虐待のことや児童養護施設の話を書くと大変長くなってしまうので、今日はグリンピース事件の話だけで終わります。
光湖苑の昼食でグリンピースを見るたびに友人の顔を思い出すほど、当時印象に残ったできごとの1つでした。