紅葉
2020-11-08
紅葉の季節になってきましたね 🙂
紅葉は日本で古くから親しまれており、和歌集「万葉集」にも登場します。二つご紹介します。
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれないに 水くくるとは 在原業平朝臣
遠い昔、さまざまな不思議なことが起こっていたという神代でさえも、こんなことは聞いたことがない。川面一面に紅葉が散り浮いて流れ、竜田川の水を真紅色の絞り染めにするとは。
山川に 風のかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり 春道列樹
山の中の川に、風が掛けた流れ止めの柵(しがらみ)がある。それは、流れきれないでいる紅葉の集まりだった。
出典 (株)やずや発行 やまびこ編集室 259号 引用抜粋
情景を思い浮かべると色彩が色鮮やかで素敵ですね 🙂
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